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2007.10/15(Mon)

社会見学 地域の子供たち 

今日は地域にあるM小学校の3年生の子供たちが
京都の伝統産業である西陣織について勉強しようということで工場見学にきてくれました。

弊社のあるM学区は、帯や着物、金襴など昔からの織屋が多く
M小学校には手織りの織機があって織屋の長老が子供たちに簡単な手織りの指導に行ったりしてます。

私の娘たちがまだ小学校の頃、PTAの会長をさせていただいた関係で
2~3年に一度は弊社まで勉強に来てくれます。

今年は3年生が来てくれましたが、
約20名の小学3年生に織物についてあまり専門的にならずに
楽しく退屈させず興味を持ってもらうか説明に苦労しました。

まず最初に簡単に西陣織の出来るまでの工程と
弊社の工場で見てもらえる仕事についてやネクタイついて話をしてから

デザイン
ネクタイをデザインしてる工程

子供たちが興味を持ってくれそうなデザインの工程から説明しました。
ちょうど弊社のデザイナーのKさんがオーダーメードのデザインをしてたので
子供たちはKさんのそばに張り付いて食い入るように画面をみてます。

デザイナーのKさんが配色替えをしたり柄の大きさを変えたり
要領よくデモンストレーションしてくれたので子供たちは大喜び♪

Kさんはいつもは口数は少なくてもくもくと仕事をしてくれますが
ちょっと職人肌ですごくセンスのいいデザイナーです。

糸繰り
糸繰りの工程

次はいよいよ工場に入ってヨコ糸の糸繰りです。
糸繰りとは染屋さんから染まってきた糸をボビンに繰りとっていく工程です。

染屋さんから染まってきたばかりでまだカセの状態の絹糸の素敵な肌触りと
握ったらキュッキュッという絹鳴りの音を子供たちに体験させてあげたら素直に感動してくれました。

製織
製織 子供たちは熱心に織機を見てます。

そして製織の工程。。
ちょうどクリスマス用のワインベースの生地を織ってました。
タテ糸は全部で約18000本も使っているって聞いて子供たちはびっくりしてました。

最後に仕上げの工程では織りあがった生地のお絹そうじや
織り上がった生地を使ってネクタイの取り方などを説明して質問タイム。。

質問が何も出なかったらどうしようかと思いましたが
みんなから質問ぜめ。。

中には「何で織屋をしてるの?」とか「何でネクタイを作ってるの?」とか
本当に素朴だが根源的でドキッとするような質問が出てすごく考えさせられました。

最近の子供たちは元気がないとかお行儀が悪いとか言われてるようですが
今日の3年生の子供たちは会社に来た時から元気に挨拶してくれ
工場でも勝手に機械に手を出したり糸を触ったりということも一切なく
本当に規律正しい元気な子供たちだったので一安心しました。



今日のポチ画像

子犬時代のポチ
以前住んでいた家の子供部屋で下の娘と遊ぶポチ

子犬時代のポチは会社の倉庫兼子供達の遊び場で飼われてました。
ポチは子供達の人気者!
だから今でも子供が大好きなポチでした♪







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