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2007.10/03(Wed)

細胞の柄 Mayo Clinic様のオーダー 

去年の秋頃、アメリカのMayo Clinic(メイヨークリニック)の
Peter J. Dyck博士からのご注文を納品させていただきました。

すべて納品してから弊社のお客様からお聞きして分かったのですが
ミネソタ州ロチェスターにあるMayo Clinic(メイヨークリニック)とは
全米でも1~2の伝統のある大きな病院だそうです。

またPeter J. Dyck博士は神経細胞の研究の権威だそうです。
最初は一昨年の年末頃にそんな博士から
神経細胞の顕微鏡写真を2枚メールで送っていただきました。

細胞①
神経細胞①

細胞②
神経細胞②

この細胞とそっくり同じような柄のネクタイを作って欲しいということだったのですが
一目みてこれを織物で表現するのは至難の技であると判断して
この仕事はお断りしようと思ったのですが。。

何故か職人根性がムラムラと湧いて来てついつい
納期が急ぎでなく時間を掛けても良いという条件なら
出来るだけサンプルに近づくようにベストを尽くしますって
アメリカ人好みの返事をしてしまいました。。(汗)

この一言が納品まで1年近く掛かってしまうという
すごく苦労したけど楽しい勉強になるオーダーの始まりでした。

まず第一に英語でやり取りするメール
いただいたメールは辞書を調べながらでも何となく意味は分かるのですが

困ったのはこちらからのメール。。特にアメリカは契約社会だから
ビジネス文章として正確かつ相手に失礼のないメールにしなければいけない。

いろいろ試しながらこの件は
娘達が習っていた英会話のT先生にお願いしてみることにしました。

T先生にこちらの無理なお願いを快くお受けいただいたお陰で
飛躍的に仕事が進み始めました。

それでも柄はいいが色が微妙に違うとか
もう少しシャープにして欲しいとか本当に微調整のレベルで
何度もサンプルを送ったり、メールでやりとりしたりで
やっと完成したのが下のネクタイ

細胞ネクタイ①
細胞のネクタイ①

細胞ネクタイ②
細胞のネクタイ②

2本ともPeter J. Dyck博士達のサインを織り込みました。
あんまり良く出来たので女性用のスカーフも作らせていただきました。
博士やネクタイを配られたお客様も大喜びされ本当にホッとしました。

お陰でT先生と英語の勉強も出来たし
1年近く続いた最後の締めくくりの納品発送業務についても
自分でインボイスを取りに行ったりして
輸出業務についても実践的に経験できたし本当に実り多い商談になりました。

Peter J. Dyck, M.D.やMayo Clinicの皆様、そして英語のT先生。。
長い間、本当にお世話になりありがとうございました。          hiko






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